TAKUYABLOG

大学4年生。就活も終了し、日々思ったことや考えていることを自分なりにまとめています。つまり、思考整理ブログということですね。

まだ大企業は安泰、公務員は安定とか言ってんの?【古い価値観は捨てよう】

まだ大企業は安泰、公務員は安定とか言ってんの?【古い価値観は捨てよう】

 

人によっては割と衝撃的なタイトルかもしれない。

 

最初に言っておく。

 

  • 別に大企業に就職するのが悪い!
  • 公務員になるなんてあり得ない! 

 

こういうことを言いたいわけではない。時代は変わってきてるんだよ〜ということを、やんわりと言いたいのだ。

 

就活する前、近所のおばちゃんやら、整骨院の先生やらにこんなことを言われたことがある。

 

 大企業に就職して親孝行しないとね〜。
だとか、公務員向いてそうじゃん!安定してるし!

 

正気か・・・?

 

第一、最近の世の中じゃ、大企業に就職したから定年まで保証されていることもないし、公務員になったから安定しているわけでもない。

 

やっぱりまだ、価値観が古い人もいるもんだなと思ったので、このテーマについて書いていくことにした。

 

  • えっ、大企業に就職したいのにな
  • 公務員になりたいんだけど実際どうなんだろう。

 

こんな人もいるかと思うので、それぞれについて解説していきますか。

 

大企業は安泰ではない

大企業は安泰ではない

 

まあ、最初に言ったことですね。具体的にどうなのか、深掘りしていきましょう!

 

 大企業ですら終身雇用は終わっている

最近の大学生とかは知ってないとヤバいかもしれない。

 

トヨタの社長も「終身雇用は守れない」と言っていますし、やっぱりグローバル化していく中で日本企業が海外企業に勝てないのは構造上の問題が関係している。

 

ヘッドハンティング

なんて言葉もあるように、海外では良い人材を自社に引き抜くような手法が一般的

 

その方が専門性の高い人材を確保できるってわけ。

 

ところが日本は。終身雇用をやっているせいで言えば何もしなくてもお金が入ってくる状態。

 

「ウインドウズ2000」なんて呼ばれるおっさんたちもいる。

 

 ウインドウズ2000について補足しておくと、
  • Windows2000(古い)のように前時代的で仕事ができない
  • それでいて年功序列で年収2000万をもらっている

 

こんなところ。

 

酷いでしょ、そうなのよ。

 

 年功序列制度も事実上の崩壊

先ほどの続きで、終身雇用が終われば当然、年功序列も終わる。終身雇用だったとしても、年功序列が終わる。

 

でもまだ日本企業には年功序列な部分が折り込まれているので、想像しづらいかもしれない。

 

でもマイクロソフトだっけな。あの企業は新卒で年収1000万くらいで募集してたのもニュースになってたよね。

 

 若者でも能力があれば年収高いし、おっさんでも使えなければクビ
 
つまりはこういうこと。

 

総合職も実際どうなの?

これは大企業に限らずかもしれないけど。一般的に大手企業が多いかもしれない、総合職採用。

 

何すんだよ!って感じだけどその名の通り。

 

 総合的な会社の仕事を一通り経験し、将来的に管理職候補へとなる。
 
でも、あれ?終身雇用も終わってるし、年功序列も終わってきてる?最近だとブームと言われるくらい転職が当たり前。
 
海外には総合職なんて存在しないんですね。
 
専門職のエリート集団がたくさんいるところが大企業だし、そういう採用の仕方を「ジョブ型雇用」とも言う。
 
最近日本の一部大手企業でもこの「ジョブ型雇用」が導入されようとしている。
 
海外のように一般的になるのかはわからないけど、会社は当然戦うための専門性を求めている。いろいろ経験してきたけど、飛び出たスキルはありません、とか言う人材は転職の時に必要ないのかもしれない。
 
一概に悪いとは言えないし、会社にもよると思うけど、そう言う部分も踏まえて会社は考えなきゃいけない時代に入っているのかも。
 
先のことなんてわかんねえ!
 

公務員=安定の時代は完全終了

 公務員=安定の時代は完全終了

 

次は公務員のお話。

 

一昔前は「公務員は安定だ」なんて言われていた。その常識も崩壊しているんだよね。

 

まじで公務員になったらめちゃくちゃちやほやされるような数年前。古い考えを持っている人が、子供には絶対公務員になってもらう、なんて言う。

 

ヤベエ〜子供かわいそう〜としか思わない。

 

なぜ公務員は安定ではないのか。

 

年功序列・終身雇用では全くないから

一般論的に公務員になると定年まで保証されている、年功序列で年を重ねると給料も高くなる。

 

とか言われていたんだけど、最近ではこれが完全崩壊。(最初からそんな常識はなかったのかもしれないけど)

 

まず、公務員でさえ終身雇用ではなくなった。犯罪を犯したから、とかではなく普通にクビがあり得る世界。

 

そして年功序列でもなくなりつつある。

 

 だって、公務員の給料って税金でしょ?
  
年功序列だったとしても、給料カットなんて大いにあり得る。もしくは、年齢が上がっても給料が上がらない可能性も。
 
まだまだ、コロナ禍でも給料は安定、ボーナスは支給だったとしても長期的に見ればこれらは崩壊すると言われている。
 
働かない人に毎年昇給してもなあ。

 公務員はまだまだ副業が禁止

これは結構知られた話。公務員の傍ら、こっそり副業をしているとか言う話も聞く。

 

でも表向きで考えたら、公務員は副業禁止なのだ。この時代、国ですら副業を推奨しているのに?

 

リスクを分散させる手段を選ばせてくれない。終身雇用も終わりつつある公務員が副業できないのもね。

 

結局、大企業に就職することも、公務員になることも悪いわけではない。大企業だと給与水準も高かったり、レベルが高かったり良いこともある。公務員も、本気でやりたいと思っている人もいる。

 

ただ、思考停止して大企業に入れば、公務員になれれば、と言うのはやめよう。

 

こう言う話なのだ。

 

どう言う時代になっているのか、これからどう変わっていくのか。変化が激しい時代になってきているので、働く身として学ぶことは必須になってきているのかもしれない。

 

 大企業や公務員に就職するなら実情を理解しておこう

大企業、公務員に限らず時代は数十年前から大きく変わっている。それどころか数年前からですら、想像もつかないくらいの変化だ。

 

もう一度いうが、大企業に就職することや、公務員になることは悪いことではない。

 

大企業は資金力も強く、一般的には給料も高く待遇もいい。より高度な技術を学べる場合だって多い。

 

  • 大企業に入ったから定年まで安泰
  • 公務員試験合格したから人生安定で勝ち組 

 

この思考のみが怖い。

 

大企業に入っても、リストラや倒産のリスクがあるし、公務員になっても、リストラのリスクがあり安定という考え方は間違っている。

 

リスクを理解しないで働くことと、理解して働くことでは、自分の価値観や人生には大きく影響してくる。

 

古い価値観を捨てて、新しい価値観をインプットしましょう。

 

その上で、自分に最適な選択肢を見つける。そして挑戦する。

 

これだけです。